こんにちは、仁(ジン)です。
今回も引き続き無在庫輸入販売について解説していきます。
前回の記事はこちら
今回の内容は
- 実際に欧米からものを買ってみる
- AMAZONで無在庫輸入販売をするには
- 無在庫輸入販売のメリットとデメリット
についてしっかり説明していきます。
今回は無在庫輸入販売についてより深堀りした内容になっています。
とても重要な内容なので、是非ご覧ください。
目次
実際にアメリカAmazonから商品を買ってみる
前提として、日本AmazonとアメリカAmazonの両方にあり、
かつ価格差がある商品を販売するのが、この無在庫輸入販売の手法になります。
そのため、全体の8割はアメリカAmazonからの仕入れになります。
残りの2割は、eBayや他国(ヨーロッパやカナダのAmazon)となります。
Amazonはどこの国をチェックしても全て同じ構成でデザインされているので、
使い方は基本日本のAmazonと同じです。
表示されている言葉は各国の言語で書かれていますが、
難しい言葉は使われていないので、グーグル翻訳を使えばすぐに分かるかと思います。
普段、日本のAmazonで商品を購入する時と同じ様に、
検索窓にキーワード等を入力して商品を探します。
簡単な使い方ですが、動画もあるので是非参考にしてみてください。
AMAZONで無在庫輸入販売をするには
Amazonでの販売形式には、大口出品契約と小口出品契約の2種類があります。
無在庫輸入販売で使うのは大口出品になります。
月額で4900円の登録料がかかりますが、小口出品だと月間登録料がかからないかわりに、
1つ商品が売れる毎に100円の手数料が引かれます。
つまり50個以上販売するのであれば大口出品のほうが得をするということです。
それだけではなく、大口出品には小口出品にはないメリットがいくつかあります。
例えば、
- オリジナル商品の出品が可能
- 一括出品ツールの利用が可能
- 出品数やカテゴリーが無制限(一部制限あり)
- 注文管理、データ分析レポートの利用が可能
といったメリットがあります。
しかし一番大きなメリットはショッピングカートボックス獲得の権利でしょう。
ショッピングカートボックス獲得の権利とは?
Amazonで購入する時、ほとんどの方が
【カートに入れる】ボタンを押して購入しているかと思います。
相乗り出品の場合、このポジションを取ることを
カートボックスの獲得(カートを取る)といいます。
このカートを取るか取らないかで売上は大きく変わります。
しかし、小口にはこのカートボックス獲得権利がありません。
この権利だけでも大口出品契約にするメリットは十分あります。
無在庫輸入販売するなら迷わず大口出品を選択
いずれにしても、無在庫輸入販売はツールを使って
多くの商品を一括で出品しますので、大口出品契約は必須です。
また、評価用商品や販売実績を上げる為の少額商品を多く販売したりするので、
50個以上の販売はすぐにクリアすると思います。
無在庫輸入販売のメリットとデメリット
無在庫販売に関して、無在庫輸入販売とは① でも解説したように、
在庫を持たずに販売することです。
受注が発生した時点で注文商品の仕入れを行い、購入者に送り届けます。
例えば車を購入する時、購入手続き完了後、
後日納車されるパターンが多いかと思います。
これは受注販売ですね。
次に本を例にしてみましょう。
昔出版された本などは本屋さんに置いてないことがよくありますよね。
この場合、代金を支払って出版社から本を取り寄せてもらいますね。
これはお取り寄せ販売です。
これらは全て無在庫販売と同じスタイルです。
日常生活のあらゆる場面で無在庫販売は行われています。
では無在庫のメリットを解説しますね。
無在庫販売のメリット
無在庫販売の最大のメリットは、
『在庫を抱える必要がない』
ことです。
①大量出品が可能
有在庫の場合、資金に応じた分の在庫しか販売できません。
仕入れ資金があまりない初期段階は、沢山の商品を仕入れることは難しいでしょう。
しかし無在庫販売の場合、事前仕入れの必要がないので、
資金に関係なく大量に出品することが可能になります。
『需要はあるが、いつ売れるかはわからない』といった商品でも、
売れる見込みさえあれば、何千、何万と出品することが可能になります。
②商品の保管スペースが必要ない
無在庫販売の場合、商品仕入れ後はすぐに購入者に発送されるため、
商品の保管スペースが必要ありません。
例えば、仕入れから検品・発送までを完全に仕組み化してしまえば、
商品を一度も見ることなく完了させることも可能になります。
③不良在庫を抱える必要がない
有在庫だとどうしても避けられない不良在庫。
売れ残りが多いほど、キャッシュフローも悪くなり、保管スペースも圧迫します。
無在庫販売は売れた分のみを仕入れるため、この心配がありません。
④リサーチが簡単なので未経験者でも稼ぎやすい
有在庫の場合、資金の範囲内で商品を仕入れるわけですから、
当然売れ行きが良いとされる商品をしっかり選定して仕入れる必要があります。
一方、無在庫販売は“売れる見込み”があれば大量出品が可能です。
“売れる見込み”がある商品のカテゴリーをゴッソリ出品することが出来るということです。
つまり、有在庫販売のようなリサーチが必要ないのです。
⑤キャッシュフローが良い
受注後、商品代金を受け取ってからの仕入れとなるため、
キャッシュフローが良く利益を積み重ねやすい特徴があります。
つまり無在庫販売は、物販経験がなく、資金が少なくても
個人から始めることが出来るビジネスなのです。
無在庫販売のデメリット
無在庫販売のデメリットとして以下の3つが挙げられます。
①出品管理に手間がかかる
何千、何万品の商品を出品出来るのが無在庫の特徴ですが、
出品数が多ければ多いほど在庫管理が大変になります。
商品の受注後に在庫切れが判明するとお客様のクレームになりかねません。
その結果、アカウントの評価が悪化し、アカウント停止に繋がる可能性があります。
そうならないように、赤字覚悟で仕入れ商品を探したり、
お客様のクレーム対応をしたりと気苦労が絶えないことがあります。
この辺は目視では限界があるので、優良なツールを利用するなどして
しっかり管理していき必要があります。
②商品のお届けまでに時間がかかる
商品が売れてから仕入れるため、発送までに時間がかかります。
輸入の場合、海外からのお取り寄せになるので、
最低でも1週間以上の時間がかかります。
そのため、お客様にしっかり納得いただいた上で購入してもらえるように、
商品説明欄に納期を記載する、お届け予定日に余裕を持たせるといった工夫が必要です。
③受注後のキャンセルが発生しやすい
せっかく商品が売れても、時間がかかり過ぎるという理由から
キャンセルされることもしばしばあります。
たとえ商品説明欄にしっかり記載されていても、
そこまで細かくチェックされるお客様は多くありません。
購入後のキャンセルは、無在庫販売に限らず
物販を行う上で避けて通れない問題なので、
キャンセルや返品をしっかり受け入れるマインドが必要です。
無在庫販売を行う上で、お客様からクレームをいただくことのないように、
在庫管理の徹底、商品説明欄には余裕を持った納期スケジュールを記載、
そしてどうしてもこれらの問題が避けられない場合、
お客様に対し誠心誠意をもって対応する必要があります。
まとめ
今回は無在庫輸入販売における、Amazonでの販売方法、
無在庫輸入販売のメリットとデメリットについて解説しました。
AmazonのようなECサイトで販売させていただく以上は、
規約内容をしっかり理解し遵守する必要があり、
もし禁止行為をしたらアカウントは停止されます。
そういった問題を未然に防ぐため、
プロ意識を持ってお客様に対応することが重要です。
今回説明したように、無在庫輸入販売は、物販未経験の人でも始めやすく、
また継続することで確実に資産を増やすことが出来るビジネスです。
またとても仕組み化がしやすいビジネスのため、全ての作業を完全外注化し、
新たにOEM(自社オリジナルブランド)としての物販事業を立ち上げるのも良いと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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