こんにちは、仁(ジン)です。
今回は、アメリカで仕入れた商品を日本には配送してもらう転送会社をご紹介します。
欧米輸入ビジネスを行う上で、転送会社は不可欠です。
せっかく商品を仕入れても日本に配送出来なかったら、仕入れが完了したことにはなりません。
ECサイトやセラーによっては、日本に直送出来るパターンもありますが、かなり限定的であったり、割高だったりします。
転送会社は複数あり、各社それぞれのオリジナルサービスを展開しているので、気になる会社があればそれぞれ試してみるのも良いかもしれません。
扱う商品の大きさや重さによって、国際送料が大きく変わるので、自分がよく扱う商品内容を踏まえた上で選ぶと良いでしょう。
転送会社とは?
転送会社とは、あなた専用のアメリカ転送用住所を取得し、そこに商品を送ることで、転送会社が商品を日本に発送(転送)してくれるサービスのことです。
単品ごとに個別住所に発送するサービスから、複数の商品を同梱することで海外送料を安くするサービスなど、各会社のプラン内容によって異なります。
その中で今回は、実際に私が利用した(している)3社に絞って率直な感想を書いていきます。
転送会社3社
MyUS
1997年設立の老舗で、日本のセドラーから圧倒的な人気の転送会社です。
日本語対応サービスはありませんが、チャットがあるのでグーグル翻訳とセットで使えば、特に問題なく利用できます。
私も長く利用していましたが、コロナ禍の影響で大幅な遅延問題が発生し、それ以降疎遠になってしまいました。
最近は遅延問題もかなり解消されてきたという話も聞きます。
利用プランは以下のとおりです。
- Single Package(シングルパッケージプラン)
月額料金は無料なのでお手軽なプランですが、
“One Package from One Store” 『1つのストアからの1つのパッケージ』
とあるように1箇所から1つの商品しか発送できないのが少し残念なプランです。
- Premium(プレミアムプラン)
おすすめはこちらのプラン。無料トライアル期間を過ぎると月$10が発生しますが、セドラーとして活動するのであれば迷わずこのプランにしましょう。
- Business(ビジネスプラン)
個人ではなかなかないですが、月500個以上発送するような場合はこちらがおすすめです。
MyUSは歴史もあり、まわりの利用者も多いので、そういった意味では安心感がありますが、デメリットとしては英語でしか対応してくれない点です。
グーグル翻訳があれば、特に問題なく利用できますが、問題は何かトラブルがあったとき。
全てのメール、チャット対応を英語でやる必要があるので、トラブル時の英語スキルはそれなりに必要になるかもです。
madbeest(マッドビースト)
割り当てられたアメリカに荷物を送れば、日本の個別住所にまで発送してくれるのは、セドラーにとっては大きなポイント。
商品保証が無料で付帯されるのも魅力です。
代理購入サービスもあり。
プランは大きく以下の3つです。
- 無料会員便(月額費無料)
無料会員は有料会員に比べると国際送料が割高になりますが、『まずはお試しで・・・』という方にピッタリです。
- 通常便(月額費888円)
無料会員に比べ、国際送料が割安なので、発送数が増えてきたらこちらのプランがおすすめです。
- 実重量便(月額費888円)
国際送料を重量で課金するプランで、大きい商品でも軽いとお得になるプランです。
- C便直送便(月額費888円)
日本に転送代行(外注など)がいる場合、このプランにしてまとめて発送するのがおすすめです。
私はこのプランを利用していました。
マッドビーストは個人的に以下をメリットとして感じています。
- 日本への商品到着までがスムーズ(3〜4日程度)
- サイトのユーザビリティがよい
- 国際配送の疑問をメール、電話でもスムーズに対応してもらえる
特に大きいサイズや重量系の商品が売れた場合、おおよその送料をサクッと電話で確認出来るのはとても心強いと感じました。(もちろん日本語!)
逆にデメリットは・・・
- 州税(テキサス州)がかかる
- 国際発送はUPSのみ
といったところでしょうか?
個人的には州税さえなければ申し分なし・・・といった感じです。
Importsquare(インポートスクエア)
現在メインで利用している転送サービスになります。
MyUSがコロナの影響で、大きな遅延を引き起こしていた時期、アメリカの住所に商品が到着後、とにかくスムーズに出荷手続きが出来るところを優先に考えていたので、その意味でインポートスクエアはとてもスムーズに感じました。
また、オレゴン州なので州税はかからず、商品到着時の画像サービスと取り扱い手数料が、1商品ごとに$1というのも魅力です。
インポートスクエアの個人的に感じているメリットは以下になります。
- 州税がかからない!
- 日本への商品到着までがスムーズ(配送プランによります)
- 商品到着まで発送までが比較的スムーズ
配送キャリアも、FedExのほかにUPS、ヤマトインターナショナルと選択の幅があるのも良かったです。
逆にデメリットは・・・
- 管理画面のユーザビリティがあまり良くない
- 問い合わせ用の電話番号に電話しても出ない・・・(メールではスムーズに回答が得られます)
といったところでしょうか。
最後に
今回はアメリカの転送会社を紹介しました。
自分が利用したことのある会社に絞ったので、数は少ないですが、率直な感想を書いたので参考になれば幸いです。
今回の会社以外にも気になる転送会社がまだまだ沢山あるので、他社もいろいろ使ってみたいと思います。
そしてこのブログにもドンドン追加していきます。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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